'09 Z海岸初夏


海の家建設まっただなかのZ海岸。
バーベQの匂い、ビールの匂い、夏独特の少しむっとくる海水の匂い。
酔っぱらうヒト、いちゃいちゃするヒト、もう海水浴フライングしちゃうヒト。

ウチの7歳児は、いまだににぎわった海岸に来ると必要以上にハッスルしちゃうんですよ。

13.5kg、去年の今頃よりちょっぴり大型化。

ピエール

ピエールはトントンにとって、最初にできた同族のお友達。
出会った頃、トントンは今よりもずっと頑固で乱暴者だったのだけれど、なぜか仲良くできて、私たち飼い主はとってもうれしかった(きっとトントンも)。

子豚みたいにピチピチだった頃のピッくんとトントンは、転げまわって遊ぶことがあった。
そのときの様子を思い出すと、自然に笑顔になってしまう。

すぐに無暗に調子づくトントンを一喝することができたのも、ふしぎとピッくんだけ。
トントンよりずっと小柄だったけれど、ピエールの存在感にトントンは一目置いていたのだと思う。
病気のせいで痩せてしまってからも、変わらない眼ぢからの強さはとってもたのもしかったのだけれど。


最高にかわいくて、ちょっと不思議なピエール。
細やかな愛情に包まれていた誰よりも幸せな犬。
忘れないよ、いや、忘れられないよ。

もろもろ流れ着く

嵐の後のZ海岸はこんな感じ。

よくもまあこんなに大きな樹がねえ。

テニスボールを発見し、うれしいトンちゃん。
(この後さらに1個みつけて、しばらく前足でドリブルしていた。もちろん1個くわえたまま)

この泥ダンゴみたいなのを帰り道ずーっと運んでいたのですが、途中でアゴが疲れたのか一瞬落としたところをすばやく没収。

ちょっと前からのトントンの生活まとめエントリー。
これはいつだっけな、赤フンを締めて、ピエールとウォルターに会いに行った日。
ター坊は、トントンが横を通るたびに、猫みたいに首をすくめて怖がっているのが面白かった。

彼らも昔はよく転げまわって遊んだんだけどね。

こちらは昨日の写真。奇妙な寒さが去ったと思ったら、散歩中の暑さを警戒しなくてはならない陽気になりました。
フレンチーらしく、ぬれぬれTシャツを着て、山散歩。

機関車トンマスはひたすら前進あるのみ。

「水くれ、水」

飼い主のほうが先にばてて、山コースを踏破せずにひきかえしてしまった。
トントンすまん。

デスクトップ・トントン

M浦半島が誇る靴アーティストamaco先生が作った革細工のフレンチーを机の上に置いていつも眺めております。
先日、amaco先生のアトリエでの展覧会で出会いました。
トントンと同じ白いフレンチーだったこともあり、一目ぼれして連れてかえってきました。
特筆すべきは、背中からお尻のくねっとした曲線。フレンチブルドッグ用語では、ローチバックとかいうのでしたっけ。あとは、つぶれた鼻のニュアンス。さすがいい仕事してます!

思えば新しい生活をはじめてもうすぐ2カ月。
ろくに泳げもしないのに、海の真ん中で船から飛び降りて、バタ足で陸をめざして泳いでいるヒトの心境です(意味不明ですみません)。
たまに木っ端とか発泡スチロールとかつかまれるものを思わぬ友人が投げてくれたりして、がんばって泳いでいこう、泳げるかもと感じはじめた今日この頃。
つかまれると思った木の枝がぼきっと折れたりすることもあり、一喜一憂の激しい毎日ではあるのですが。陸はまだ見えないし。
でも、予想より楽しいよ。

蜜柑の木の下で

オヒサマ大好きトントンが昼寝をしているとき、久々にカンカン(ロシアリクガメ 年齢不詳)を日光浴させていたら。

キャーッ!トントンヤメテー!!

すごい勢いで、山のようにあるおもちゃから、わざわざ亀形のものを持ってきたのでした。

これは偶然なのか?、それとも分かってやっているのか?
飼い主Bによると、これはトントンのブラックジョークなのだそうです。Georgeのゴムのおもちゃは小枝を模しているし、ナイラボーンは骨のかたちに似せている。そういう人間の自己満足についても、実はトントンは分かっていて、ふふんと笑っているのだと。
ちなみに、トントンは、うちの亀のことを「飼い主Bが異常に大切にしている生き物」と認識しているらしく、吠えることはあっても危害はくわえません(といってもアニマルなので、監視の下にしか近づけることはありませんが)。

ミカンの花が満開。去年の実が落ちきらないうちに、次の花を咲かせる働きものの木であります。が、肝心の実はすっぱくて鳥も食べない、トリマタギであります。