海辺のシュヴァンクマイエル

ヤン・シュヴァンクマイエル展 GAUDIA
昨日の初日には、私は新幹線に乗ってはるばるやってきた人形作家を案内し、ブル美さんは学生時代の友人たちを連れて、ちょっとしたツアーコンダクター状態でした。
みなさんたいそう感激して、早くもリピートしそうな勢いだったりします。
ブタホタテ鳥を思わせる剥製をコラージュしたオブジェ。エロチックだけど笑えてしまうコラージュ、映像作品に使われた人形の数々。魔術的世界にどっぷりと浸れる展覧会です。
思っていたよりずっと柔和な表情をされていたシュヴァンクマイエル監督に、「今も犬と暮らしていますか?」と本当は聞いてみたかったのです。
このチェコの巨匠のテキストには、かつての愛犬チャプカのことや、犬が飼いたかった幼年期のことが時折現れるのですが、シュヴァンクマイエルの触覚の芸術に、少なからず影響を及ぼしているのではないかと勝手に想像しているからです。
会期中、映画も上映してます。