清洲橋


某ギャラリーに行く途中に何気なく撮っていたら、この橋の夜景を毎週撮りに来ているという人に、「まだ明るいよ。もう30分後がちょうどいいよ」と話しかけられた。
あー私は新しいカメラで遊んでるだけなんだけどなあと困惑しつつも、ギャラリーを観てから戻ってみると、完全に陽が沈みきる一歩手前の風景は陰影に満ち、橋もピンク色にライトアップされてたしかにきれい。
はて、さっきの週末カメラマンはと辺りを見渡すと、その人は橋の袂に三脚を据え、ひたすらシャッターを切っていた。
せっかくの親切に感謝し、カメラに収めてみた風景。手ぶれしてるがな。
(このカメラ、ネットに溢れる賛否両論――どちらかというと否が多い――のどちらも言えてると思えるカメラです。今は不自由さを楽しんでますが、そのうち愛想が尽きる予感もします)



今週は、知識豊富で頭脳明晰な人との対話とは、自分が落ちているときには、もう果てしなく消耗した気分になるものだなと実感した一週間だった。